かほく市の南、内日角の小高い丘に建つ西田幾多郎記念哲学館は10年前に安藤先生が設計を手掛けました。
土地の傾斜を崩さず自然に溶け込むよう設計されてました。
長いスロープを上っているとかほく市の景観がよく見え気持ちが良いです。
左側には全面ガラス張り、右側にはコンクリート打ちっぱなしで間には緩やかなスロープがありました。
そのスロープをゆっくり歩きながらいろいろ考えさせられました。
それが『哲学』なのでしょうか。
安藤先生の講演会は
・3日に1回は感動がないとアカン!
・有るものを活かし無いものをつくる
・あきらめない心を持つ
・何かを見て何かを考える
など貴重なお話をしていただき関西出身ならではの巧みな話術で会場は笑いの渦でした。
最後に先生が『親(家族)を大事にしないものに建物を建てる資格がない!』とおっしゃってたのが印象的でした。
私も今日から新たな気持ちで建築に携わっていこうと考えさせられました。
そして先生が携わっている10年プロジェクトの東日本大震災の『遺児育英基金』も少しながら協力させていただこうと思いました。
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